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投稿者: syaroushi2020

社労士試験:択一式の解き方②

択一式はリズム感が命である。これは断言できる。

択一式はまずもって時間が圧倒的に足りない。7科目を3時間半で解ききった上に,絶対マークミスしないよう最低1回は見直ししなければならない。

とすると1科目に与えられた時間は25分である。25分であの鬼のような長文や個数問題が混じったやつをこなすにはどうすればいいのか。

それはもう,いやというほど何回も問題を解く練習をするしかない。普通の人はこれができない。40点前半の点数で沈んでいる受験生もできていないのではなかろうか。

何回か模試で時間を計りながら,なんとか1科目25分で解き終えて次に進む練習が必要で,その時大事なのが,リズム感なのである。

ここでいうリズム感とは,簡単な問題はサッと解き終えて次に進み,難問や事例問題や個数問題が出てきたら,解くべきかどうか瞬時に判断してスルーするならスルーしつつ,それでも1科目7点は確保していくという感覚である。これを意識してほしい。

後,解く科目の順番も決めておいた方が良い。なにも考えず順番通り解いていくと,最後にきっちり罠にはまるように,この試験はできている。

それは最後の国民年金法の問7,8,9あたりで長文の事例問題が待っているからだ。

なんかもう受験生の心を折ってやろうとしているとしか思えない問題の配置の仕方である。この辺は本試験を経験しないと判らないわけで,初学の方はボコボコにされる。私は初受験のときは合格するつもりゼロだったので,大丈夫だった(;^_^A

私は社会保険科目から解くようにしていた。具体的には,健保,国年,厚年,労安,労災,雇用,一般の順番である。

社会保険科目,特に年金は問題分が読みずらいので,疲れないうちに前半に持ってきて,後半は比較的問題分が読みやすい労働科目を解くようにしていた。

もちろん1科目25分を目安にしていたが,実際の本試験では年金科目だけはどうしても30分以上かかった。でも労働科目は20分位ですんだので,最後は20分位余る格好になった。

何年もやっているとマークミスでもう一年なんてことは許されないので,必死で再確認した後で,飛ばした問題を見るが,この時点ではもう疲労も限界で頭は働かないし時間もせまるので諦めそうになるが,最後の最後まであがききるのだ!

社労士試験:択一式の解き方①

社労士試験は択一式が一次試験で,選択式が二次試験という人もいる。

まあまあ納得できる話であり,まずは択一式で7割解けるようになることを目指すべきであり,そのために自分の弱点や苦手科目を見極めて,どうすればいいか自分なりに試行していくのが合格への近道と考える。

私は択一式は全科目7点取るように目標設定していた。大体,各科目2点位は難問がくるので,それは捨ててもいいが,他は皆が取れるような基本論点なので,そこは絶対とりこぼしのないよう(繰り返し言われていることであるが。),直前期には何回も問題演習を繰り替えしてはテキストを読み込んだ。

結果は,三回目の受験では雇用保険法だけが6点で,その他は全て7点だったので合計48点だった。まあ健闘したほうだと思っている。

7割とれれば基準点割れすることは,まあないもんね。6割ではあまりにもギリギリなので,ちょっと苦しいかも。

勤務社労士はちょっと微妙???

社労士としての第一歩は,取り敢えず勤務登録とした。今の仕事は好きなので辞めるつもりはないし,副業も基本的には認められてないので,必然的にそうなったのだが。

しかし,勤務登録のメリットって調べると漠然としたものしかないのね。収入が安定するとか(ホンマかいな?),社内でキャリアアップに繋がるとか,社内のコンプライアンス向上の寄与するとか・・・。

まあ,メリット,デメリットいろいろあるようだが私が一番気になったのは,行政協力出来るのかどうかだった。

せっかく社労士になったのに,全く対外的に名乗ることも出来ずに,実利もないとなると,なんのために社労士になったのかー!,ちょっとはアルバイトしてパラレルキャリアというものを経験してみたーいのだ!!

ネットを見ると,行政協力は開業登録していないと出来ず,勤務登録は不可という記事がおおくて,ああそうなのかと途方に暮れていたのだが,念のため県会に聞いてみた。

そしたら,なんとあっさり「勤務登録でも行政協力できますよ。」とのこと(*´Д`)

まじかー!!どっちなん!!どっちでもいいか出来るのなら。

まあこれでシャロ勉続けるモチベーションが湧いてきた。とりあえず年金の復習しよう!

社会保険労務士の登録手続きについて③

登録できました~(^^♪

結構時間かかるのね。申請時に3週間ほどかかりますと言われ,マジかと思ったがマジだった。ひたすら郵便物が届くのを待つ日々が続き,やっと来た社会保険保険労務士証票と徽章。

バッチは別途注文が必要で,8,920円也。実物みるとやはり感動ものです。結構,金色が強く光り輝いてます(;’∀’)

まあ,勤務社労士なのでこれを付けることはないかなと思いますが・・・・。

あと,これとは別便で県会の会員証も届きました。こちらはなんと名前が手書きでラミネート処理のしぶいやつ。

あまり皆さんご存じないかもしれませんが,社労士登録すると,官報で発表されます。自分の名前が官報に乗るなんてそうそうあることではございません。

ちょっと嬉しい(^^)/

社会保険労務士の登録手続きについて②

登録手続きについては,資金をかき集めつつ,住民票を取りに行ったり,職場で実務経験証明書ほ発行してもらうとか,準備を進めていた。

県の社労士会のホームページにざっくり入会方法が掲載しているが,詳しくは電話でお問い合わせ下さいと書いていたので,とりあえず電話したみた。

女性事務職員らしき方が対応してくれて,書類一式郵送でもいいし,持参してもらってもいいとのこと。

私は入会金等の支払いもあるし,社労士会とはどんなものか様子も見たかったので,半日有給とって出向くことにした。

建物につくと玄関はロックされており,インターホンで声がけしたら2階に上がってくるよう指示あり。

2階に上がり事務所らしきドアをノックして開けたら,奥に年配の男性一人が座っており,3名の女性職員が執務中で,その中の一人に対応していただいた。

提出書類を確認してもらい,払うべきものを払ったあと,結構な量の書類を渡された。社労士手続書類便覧が一番分厚く,持って帰るのがつらい(>_<)

入会は半月単位で行っているらしく,私は令和2年1月15日登録になったが,1月の会費は半月でも会費はしっかりとられてしまった。まあ,いいか(-_-;)。

徽章や提出代行印とかも購入できるようなので,とりあえず徽章だけ頼んでみた。これが8,920円也。

社会保険労務士証票は連合会から郵送されるみたいで,3週間ほどかかるとのこと。結構時間かかるのね。

タイミングよく来月に新入会員の研修会があるとのこと,年に1回この時期にやっているようだが,昨年はコロナの影響で開催できなかったらしい。なので,2年分の会員が同時に受講することになるみたい。

社会保険労務士の登録手続きについて①

社労士試験に合格すると,全国社会保険労務士連合会から登録手続きのための書類一式が送付されてくる。

いわずもがなだが,社労士は社労士会に入会し登録することでしか,社労士として名乗ることができない。これが結構きつい。

何故かというと,会費を毎月納めないといけないからだ。

このことがハードルとなって,試験合格後,登録手続きをせずに放置している人も結構いるのではなかろうか。

初期費用も結構かかる。

登録手数料:30,000円

入会金:  50,000円

登録免許税(収入印紙代):30,000円

の計110,000円がデフォルト。

その上で毎月の会費を納めることになる,

会費については都道府県ごとに幅があるようで,勤務登録の場合,東京都は3,500円とリーズナブルだが,私の所属する県は6,000円と結構高い。

しょうがないので,今高騰しているビット・コインを売ってなんと資金をかき集めた(;’∀’)

あと,これは任意だが,社会保険労務士政治連盟会費なるものもある。私の入会する県は月額500円だそうだ。私は入らなかったけど。

余談だが,政治連盟に入会しない旨の確認書を提出する必要があったが,その文面に「私は入会することを拒否します。」とか書かれてた。そこまで言わんでも,もっといい表現ないんかなと・・・・。

なにやらザワついてる中小企業診断士業界

中小企業診断士について,なにやら大きな変革の兆しが,

ことの発端はこの東洋経済オンラインの記事

「食えない中小企業診断士」が今後増加する理由

合格率10年で2倍,質の低下も予想される

https://toyokeizai.net/articles/-/386503

この記事を読まれた諸氏も多いであろうが,どう感じたであろうか。

私の感じ方はこうだ。まず我が国の企業の99.7%を占める中小企業への支援について,政府が危機感を持っているということ。

従前からある問題として

・日本企業の突出した労働生産性の低さ

・瀕死状態の地方金融機関の機能不全

・中小企業の規模拡大の阻害要因となっている税制等の壁

・中小企業トップの高齢化による後継者問題  

等々,枚挙にいとまがないところだが,今般のコロナ過において,特に壊滅的な打撃を受けている分野の中小企業への支援を急がないといけないこと。

また,今回,有効性が確認されたテレ・ワークを軸に,この機を逃さず「働き方改革」の名のもとに日本型雇用の是正を図りたいということ。

そこで,中小企業診断士を増員してその支援にあたらせようという機運が高まっているようだ。

また,令和2年12月1日開催の成長戦略会議資料の実行計画

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/pdf/jikkoukeikaku_set.pdf

15ページにはこう記されている。

6.中小企業診断士の在り方

 中堅,中小企業の経営を担うことのできる人材の裾野を広げていくため,中小企業診断士制度の在り方やその活用促進について,検討を深め,年度末までに結論を得る。

なんで政府の実行計画で中小企業診断士のことに言及するのか唐突感があり,かなり異例のことではないか。

「年度末までに結論を得る。」とはどういう意味か。来年度実施予定の中小企業診断士試験になんらかの影響は必至と思うのだが。

いずれにせよ,今後とも政府の動向に要注意ですね。

社労士試験:選択式の解き方について④

「令和2年度 労務管理その他の労働管理に関する一般常識について」の私の解き方は以下のとおりだった。

今回は選択肢が初めからグルーピングされていなかったので,めちゃくちゃいやらしい。受験生を混乱させてやろうという出題者に意図がヒシヒシと伝わってくる。通常の戦法なら,まず四つ程度の肢にグルーピングしていくのだが,それは通用しない問題だ。だって全て調査名なんだもん・・・。

取った戦法は,テキストで見たこともないような調査名は正解肢ではないだろうと直感し,残った選択肢は,

⑥雇用均等基本調査,⑦雇用動向調査,⑨就業構造基本調査,⑩就労条件総合調査,⑬賃金構造基本調査,⑳労働力調査 ぐらいだった。

この中から,前後の文脈に注意しつつ,出来るだけ同じ漢字が使われているものを埋めていった。

まず空欄Aのヒントは「年齢階層別の離職率を知るには」とこれしかないが,離職率というキーワードから「⑦雇用動向調査」がすんなり入った。〇

空欄Bのヒントは「年次休暇の取得率を知るには」だが,年休は何故か「毎月勤労統計調査」が頭にあったが選択肢にないので困ったあげく,有給のことだから賃金に関係ありそうと勝手に解釈し,「⑬賃金構造基本調査」を選んで✖

空欄Cのヒントは「男性の育児休業取得率を知るには」だが,休業に関連するのは就労条件かなと何となく思い,「⑩就労条件総合調査」を選んで✖

後で採点したときは,ここで終わったと思った。しかしここから脅威的な粘りを見せるのだ。

第2問はDとEの空欄が3回ずつ出てくる。大体こんなときは最初の方の空欄前後にヒントはなくて,後の方の空欄にヒントがあることがほとんどなのだ。このあたりは普段の練習量がモノをいう。

空欄Dの最大のヒントは「15歳以上人口」だ。これは取らなければ行けない問題であり,「⑳労働力調査」がスポッと入った。〇

今回の最大の山場は空欄Eである。ヒントは「国民の就業の状態」だ。ここで就業と記載されている選択肢は「⑨就業構造基本調査」だけである。超絶素直に選ぶことが,なによりまして大事なことは知っていた。これも〇

ということで,なんとか3点むしり取った。