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社労士試験:選択式の解き方について④

「令和2年度 労務管理その他の労働管理に関する一般常識について」の私の解き方は以下のとおりだった。

今回は選択肢が初めからグルーピングされていなかったので,めちゃくちゃいやらしい。受験生を混乱させてやろうという出題者に意図がヒシヒシと伝わってくる。通常の戦法なら,まず四つ程度の肢にグルーピングしていくのだが,それは通用しない問題だ。だって全て調査名なんだもん・・・。

取った戦法は,テキストで見たこともないような調査名は正解肢ではないだろうと直感し,残った選択肢は,

⑥雇用均等基本調査,⑦雇用動向調査,⑨就業構造基本調査,⑩就労条件総合調査,⑬賃金構造基本調査,⑳労働力調査 ぐらいだった。

この中から,前後の文脈に注意しつつ,出来るだけ同じ漢字が使われているものを埋めていった。

まず空欄Aのヒントは「年齢階層別の離職率を知るには」とこれしかないが,離職率というキーワードから「⑦雇用動向調査」がすんなり入った。〇

空欄Bのヒントは「年次休暇の取得率を知るには」だが,年休は何故か「毎月勤労統計調査」が頭にあったが選択肢にないので困ったあげく,有給のことだから賃金に関係ありそうと勝手に解釈し,「⑬賃金構造基本調査」を選んで✖

空欄Cのヒントは「男性の育児休業取得率を知るには」だが,休業に関連するのは就労条件かなと何となく思い,「⑩就労条件総合調査」を選んで✖

後で採点したときは,ここで終わったと思った。しかしここから脅威的な粘りを見せるのだ。

第2問はDとEの空欄が3回ずつ出てくる。大体こんなときは最初の方の空欄前後にヒントはなくて,後の方の空欄にヒントがあることがほとんどなのだ。このあたりは普段の練習量がモノをいう。

空欄Dの最大のヒントは「15歳以上人口」だ。これは取らなければ行けない問題であり,「⑳労働力調査」がスポッと入った。〇

今回の最大の山場は空欄Eである。ヒントは「国民の就業の状態」だ。ここで就業と記載されている選択肢は「⑨就業構造基本調査」だけである。超絶素直に選ぶことが,なによりまして大事なことは知っていた。これも〇

ということで,なんとか3点むしり取った。

投稿者: syaroushi2020

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